2024/10/11
タイルについて
公共建築ではよく目にするタイル。
住宅でも、壁や床に使用することがありますね。
色々なメーカーからたくさんの種類・色のタイルが提供されていて、
カタログや施工事例を見ているだけでもわくわくします。
タイルがあることで、空間に艶が出たり素朴感がでたりアイキャッチをつくれたり。
デザインだけではなく機能性を活かすためにつかわれることもあります。
しかし、つかい方を間違えると一気に残念な空間になってしまいます。
例えば、その空間自体とタイルを貼る面積とタイル1枚のサイズ感があっていないと
スケール感のちぐはぐな空間になり、タイル自体が悪影響を及ぼすこともあります。
注文住宅の家づくりは、選ぶことも多いからこそ注意が必要ですね。
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素地の質 | 焼成温度 | 特徴 | 適応 |
磁器質 | 1,250℃ | キメが細かい・緻密で硬い | 外装・床でも使用可 |
せっ器質 | 1,200℃ | 焼き締まっている・薄くて丈夫 | 外装・床でも使用可 |
陶器質 | 1,000℃ | キメが粗い・厚みがあり丈夫 | 内装壁のみ使用可 |
土器質 | 800℃ | 最もキメが粗い・厚みがありやや脆い | 外装・床でも使用可 |