熊本で建てる、暮らしから考えるデザイン住宅
家づくりを考え始めたとき、「デザイン住宅」という言葉に惹かれつつも、
「おしゃれだけど住みにくいのでは？」
「見た目重視で、暮らしが置き去りにならない？」
そんな不安を感じる方は少なくありません。
私たちが考えるデザイン住宅は、
見た目を整えることが目的ではなく、暮らしを心地よく整えること。
特に熊本という土地で家を建てるなら、
「暮らし」から考える視点がとても重要になります。
デザイン住宅＝「かっこいい家」ではない
一般的にデザイン住宅というと、
・四角い箱型の家
・コンクリート打ちっぱなし
・大きな窓とシンプルな外観
といったイメージを持たれがちです。
もちろん、それも一つのデザインですが、
それだけがデザイン住宅ではありません。
本来のデザインとは、
住む人の暮らし・価値観・日常を整理し、形にすること。
つまり、デザイン住宅とは
「その家族にとって一番しっくりくる暮らしを、建築として表現した家」
だと私たちは考えています。
熊本での暮らしを考えるということ
熊本は、
・夏は湿度が高く蒸し暑い
・冬は底冷えしやすい
・台風や豪雨、地震といった自然条件
など、住宅に求められる性能や工夫がはっきりしている地域です。
そのため、見た目だけを優先した住宅では、
暮らし始めてから
「暑い」「寒い」「使いにくい」
といった不満が出てしまうことも少なくありません。
熊本で建てるデザイン住宅には、
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風の通り道を考えた間取り
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日射をコントロールする窓の配置
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湿気に配慮した素材選び
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災害に備えた構造計画
こうした地域性を踏まえた設計が欠かせません。
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暮らしから考える家づくりとは？
私たちが家づくりの最初に行うのは、
「どんな家にしたいですか？」という質問ではありません。
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朝は何時に起きますか？
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休日は家でどう過ごしますか？
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家事は誰が、どんな動線で行いますか？
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将来、家族構成はどう変わりそうですか？
こうした日常の積み重ねを丁寧に伺います。
なぜなら、
間取り・窓・素材・デザインは、
すべて暮らしから導き出されるものだからです。
「使いやすさ」はデザインの一部
デザイン住宅というと、
「生活感を隠す」「すっきり見せる」ことばかりが注目されがちです。
しかし本当に大切なのは、
無理なく使えること。
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片付けやすい収納の位置
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移動がスムーズな生活動線
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目線や手の届く高さへの配慮
これらはすべて、立派なデザインです。
暮らしやすい家は、
住むほどに「いい家だな」と実感できる家でもあります。
熊本地方気象台 熊本県の気候
見た目は、暮らしの「結果」
私たちの設計では、
外観デザインを最初に決めることはほとんどありません。
暮らしを考え、
間取りが決まり、
窓の位置やボリュームが決まった結果として、
自然と外観が形づくられていきます。
だからこそ、
派手さはなくても、
飽きがこず、
長く愛せる佇まいになります。
これもまた、
暮らしから考えるデザイン住宅の特徴です。
設計事務所ができること
設計事務所の役割は、
単に図面を描くことではありません。
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施主の想いを整理し、言語化する
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土地の条件を読み解く
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暮らしと予算のバランスを取る
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将来まで見据えた住まいを提案する
特にデザイン住宅では、
「選択肢を増やす」ことよりも、
「本当に必要なものを見極める」ことが重要です。
そのための伴走者として、
設計事務所は存在しています。
熊本で、長く心地よく暮らすために
家は建てた瞬間が完成ではありません。
10年、20年、30年と暮らし続ける中で、
その価値がじわじわと見えてくるものです。
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家族の成長に寄り添う
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季節の変化を楽しめる
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年齢を重ねても負担が少ない
そんな住まいこそ、
本当の意味での「良いデザイン住宅」だと考えています。
まとめ｜熊本で建てる、あなたらしいデザイン住宅
熊本で家を建てるということは、
この土地の気候や風土と向き合いながら、
自分たちらしい暮らしを形にしていくこと。
デザイン住宅は、
特別な人のための家ではありません。
暮らしを大切にしたい人のための家です。
もし、
「おしゃれだけじゃない家に住みたい」
「毎日の暮らしが楽になる家を建てたい」
そう思われているなら、
暮らしから考える家づくりを、ぜひ一度検討してみてください。
